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【MS Project】親タスクの達成率が99%のままで100%にならない

MS Projectでタスクに親子関係を持たせているとき、子タスクが全て100%になっているのに親タスクが99%までしか上がらない。

この事象に対する解決策について調べてみた。

回避策1:実績終了日を入力する

99%で止まるのは実績終了日が入らないことに起因している。100%になると入る。

そこで、達成率を手動で100%に変更する。

手順1. 100%にならないタスクをダブルクリック

手順2. 達成率を100%に変更する。このとき、自動スケジュールになっている場合、99%から変更しても元に戻ってしまうので必要に応じて手動スケジュールに変更すること。

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改善されない場合は、回避策2を参照。

回避策2:残存作業時間を0にする

回避策1でも99%のままの場合、残存作業時間が残っている可能性が高いので、残存作業時間を0にする。

手順1. 100%にならないタスクを選択する

手順2. 上部の「タスク」タブを選択し、「プロパティ」エリア内の「詳細」をクリック

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手順3. 表示されたタスクフォームの右側の灰色エリアを右クリックし、「作業時間」を選択

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手順4. リソースと作業時間が表示されるので、すべてのリソースの残存作業を0にする ※既に残存作業が0時間の場合は、一度「1」などに変更後、再度0にする

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回避策3:親タスクのリソース名を空にする

親タスクのリソース名を空にすると、実績終了日が入って100%になる。

子タスクのリソースだけ管理できればよい場合は、これでも構わない。

参考サイト:

https://www.mpug.com/forums/topic/99-completed-project-when-all-tasks-are-100/

【Dynamics365】統一インターフェイスの特定のアプリをデフォルト表示にしたい

Web版と統一インターフェイス版を平行運用しているこの頃。

しかし、今年中には統一インターフェイスに統合されるとのことで、
統一インターフェイスにそろそろ運用を寄せていきたい。

ドキュメントを確認すると、統一インターフェイスのみを有効にする方法がちゃんと書いてあった。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-platform/admin/enable-unified-interface-only

以下引用。

統一インターフェイスのみモードを有効にする方法

Power Platform アドミンセンターにて, 環境 に移動し、環境を選択します。 設定 > 製品 > 動作 > インターフェイス設定 に移動して、 統一インターフェイスのみを使用するを有効にします。

 

ふむふむ。
って、PowerPlatformアドミンセンター(管理センター)にどこから行くねん!!

↓調べたらここだった。
https://admin.powerplatform.microsoft.com/

ここで、「統一インターフェイスをのみを使用する」をオンにし、「管理者だけでなく、すべてのユーザにレガシーアプリを表示する」をオフにすると…

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何も指定しないURL(~~~dynamics.com/)にアクセスした際、アプリ選択画面が表示されるようになった。

システム管理者なので多数のアプリが表示されているが、一般ユーザの場合は
使用可能なアプリが1つだけであればそのアプリが表示されるので、ロール管理すれば特定のアプリをデフォルト表示できる。

以下も上記のページに書いてある。引用。

セキュリティ ロールで使用可能なアプリがひとつだけのユーザーは、環境 URL を使用してサインインした後でアプリに直接アクセスします (たとえば: https://contoso.crm.dynamics.com/)

逆に、複数のアプリが利用可能な場合は必ず選択しなければならないと思われるので、
各アプリのURLを実行してもらう運用の方がよいだろう。

 

【Dynamics 365】サイトマップの設定をしても統一インターフェイス側に反映されない

統一インターフェイスへの一本化が進んでいるDynamics365。

これまでのWeb版と統一インターフェイス版を併用していたのだが、
サイトマップの変更をしようとして掲題の問題にぶつかった。

サイトマップを変更したのに統一インターフェイス側に反映されない…

色々調べてみたところ、以下のドキュメントを見ると、サポートされているクライアントに以下のようにあった。

サイトマップ
Dynamics 365 – カスタム アプリのサイト マップ

サポートされているクライアント:
Customer Engagement Web アプリケーションおよび Dynamics 365 for Outlook

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dynamics365/customerengagement/on-premises/customize/create-site-map-app
#最下部の「サポートされているクライアント」を参照

つまるところ、これまでWeb版で利用していたサイトマップを変更したところで、統一インターフェイスは変更されない。別管理ということだ。

では、統一インターフェイスサイトマップはどこから変更するのか。

1.ソリューションの一覧を開く(2020.04.07現在、Power Appsの画面が出る)

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2.左メニューのアプリを開き、統一インターフェイスのアプリを選択して「編集」

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3.アプリデザイナーが表示されるので、サイトマップの鉛筆アイコンをクリック

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これでサイトマップデザイナーが表示されるので、この画面から変更すれば統一インターフェイスサイトマップに反映される。

 

【Dynamics365 Online】サイトマップに外部リンクを配置する

サイトマップに外部リンクを配置したい場合の手順について。

 

サイトマップデザイナーにて、追加したサブエリアの種類を「URL」にすれば遷移できそうな気がするが、
クリックした際に接続が拒否されてしまう。
(以下は、サイトマップをクリックした場合の挙動)

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コンソールを見ると以下のように出るので、iframe内から別ドメインへのアクセスが禁止されているようだ。
Uncaught DOMException: Blocked a frame with origin "https://xxx.crm7.dynamics.com" from accessing a cross-origin frame.

 

つまり、サイトマップでのURL指定は「同じCRM上の別ページのURL」に遷移可能ということだ。
(以下のマニュアルなどを見る限り、外部Webサイトのページを参照できるとは書いてあるのだが…)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dynamics365/customerengagement/on-premises/developer/customize-dev/change-application-navigation-using-sitemap

 

※追記

本事象はWeb版アプリでのみ発生する。統一インターフェイスでは問題なくURLの機能が使える。(別ウィンドウで開く)

 

解決策としては、URLではなくWebリソース(htmlファイル)を表示させ、そのhtml内で画面遷移をさせる。

1.以下のようなhtmlファイルを用意する。

<head>

<script type="text/javascript">

function outLink() { window.parent.location.href="https://www.google.co.jp";

}</script>

</head>
<body onLoad="outLink()">遷移中…</body>

 

2.htmlファイルをWebリソースとして格納する

 

3.サイトマップのサブエリアの種類を「Webリソース」にし、URLで先ほどのWebリソースを設定する

 

以上。

 

parentのlocationを変更することで、画面全体を別サイトに遷移させることができる。

 

 

【IMBox】設定TIPS集

「私にメール」を使っても何も通知されない

 

原因は、「私にメール」の「送信者」が特定できないことによる。

 

送信者を設定することで、正しくメールが送れるようになる。
手順は以下の通り。

 

1.IM上に新規ユーザを作成する。(ライセンスは不要)
2.作成したユーザのメールアドレス1を「tenant.notice@example.com」にする。

 

投稿の内容を検索したい

 

標準では不可。IM-ContentsSearchを導入することによって可能になる。

 

導入した際のIMBoxの検索イメージは以下。

https://www.intra-mart.jp/document/library/iap/public/im_contents_search/imbox_crawler_specification/texts/template/index.html

 

グループBoxの作成権限を制御したい

 

認可画面で設定が可能。標準は、認証済みユーザは許可となっている。

 

IMBox>操作>グループ作成


https://www.intra-mart.jp/download/product/iap/imbox/imbox_administrator_guide/texts/settings/authority_settings.html

 

【AccelCollaboration】設定TIPS集

ワークスペース

ワークスペースのファイル共有アイテムの登録上限数を増やしたい

初期値は20だが、設定ファイルで変更可能。

 

WEB-INF/conf/iac-fileshare-config.xml

タグ名:registration-file-limit

 

https://www.intra-mart.jp/document/library/iac/public/iac_configuration_reference/texts/iac_fileshare/iac-fileshare-config/index.html

 

カレンダーに参照権限のない人同士のワークスペースでも、ワークスペースカレンダーを利用したい

グループカレンダー登録時の「スケジュール機能と連携する」の設定に依ります。

 

■「スケジュール機能と連携する」チェックがOFFの場合

 

ワークスペース画面のカレンダーはお互いに参照可能です。各自のカレンダーにも表示されるようになります。(スケジュール画面右上の「操作」>「表示するスケジュールの種類を選択」から、表示をONにする必要あり)
編集はワークスペースの画面から行えます。

 

■「スケジュール機能と連携する」チェックがONの場合


実際のスケジュールとして登録されるため、権限がないユーザを参加者に含めることができません。
参加者に含まれないユーザは、ワークスペース画面上からは確認できますが、スケジュール画面では確認できません。

 

ワークスペースに別会社のメンバーを追加したい

以下の設定を変更すると、認可で許可されている会社のメンバーが選択可能になる。


  設定ファイル:WEB-INF/conf/iac-workspace-config.xml
  設定箇所:user-search-acl-type
  設定値:2(デフォルトは1)

 

ワークスペースの作成権限を制御したい

 

ワークスペース作成権限設定を行うと、ワークスペース作成可能ユーザをCollaboration管理者、ワークスペース機能管理者のみに限定することができる。


  設定ファイル:WEB-INF/conf/iac-workspace-config.xml
  設定箇所:create-control-mode
  設定値:false を true に変更する

 

ファイル共有アイテムから誤って削除したファイルを復元したい

個別のファイルを消した場合→ファイル履歴から復元可能。
5.5.2.3. ファイルを履歴から復元する
https://www.intra-mart.jp/document/library/iac/public/iac_workspace/iac_workspace_user_guide/

アイテム全体で消した場合→復元不可。
消した瞬間にstorageからもファイルが消えている。バックアップから戻すしかない。

 

スケジュール

スケジュール登録で参加者の入力候補数を増やしたい

 

以下ファイルの設定で変更可能。

 

ファイル: WEB-INF/conf/iac-schedule-config.xml

設定箇所:candidate-list-limit

 

スマートフォン

スマートフォン版でTodoやインフォメーションの添付ファイルをダウンロードしたい

 

デフォルトではOffとなっている。設定ファイルで変更可能。

 

■ToDo

WEB-INF/conf/iac-todo-config.xml

タグ名:download-link

https://www.intra-mart.jp/document/library/iac/public/iac_configuration_refe
rence/texts/iac_todo/iac-todo-config/index.html#index-8

 

■インフォメーション

WEB-INF/conf/iac-information-config.xml

タグ名:download-link

https://www.intra-mart.jp/document/library/iac/public/iac_configuration_refe
rence/texts/iac_information/iac-information-config/index.html#index-13

 

なお、スケジュールから表示するToDoの添付ファイルはダウンロード不可。

 

TortoiseSVNで全てのログを一括出力する方法

SVNの廃止にあたり、過去のコミットログを参照できるように残しておきたいという要件があった。

まず、TourtoiseSVNの設定を開き、ログ出力件数を大きくしておく。

 

General > Dialogs 1 > Default number of log messages

f:id:aposke:20200406110709p:plain

 

これでShow logにて一度に全てのログが表示されるので、先頭から末尾まで選択(Shift+クリック)し、右クリック>Copy to clipboard

f:id:aposke:20200406110720p:plain

 

コピーされたものをテキストファイルとして保存してやればよい。